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2017-03-05

deviation化したDevoプロポ用リポバッテリー

Devoプロポの電源事情

Devoプロポのバッテリーは、オフィシャルにはDevo7eが単3電池4本、Devo10が単3電池8本になっているが、電池ボックスがきつきつで使いにくい、寿命がいまいちなど課題がある。このためネットを検索すると適当なリチウムイオンポリマーバッテリー(リポ)を使っている人が多い。

Devo10のバッテリーは3セルリポにするべきか

オフィシャルのファームウェアでは、バッテリー残量低下警告の下限電圧が8.0V以下にできないため、2セルのリポ(=標準電圧7.4V)を使うと警告が出続けてしまうため実用的ではない。
ただ、近頃でdeviationを導入していない人は少ないと思われる。deviationだと、警告する電圧を自由に設定できるため2セルリポバッテリーでも実用的に使用することができる。
一般的に、Devo10は3セルリポバッテリーを使っている人が多い。オリジナルの電源が単3電池8本なので、標準電圧が1.5V×8=12Vに近い電圧というと、3.7V×3=11.1の3セルリポを使えばいいという発想だと思われる。
ただ、内部的には5Vあるいは3.3Vしか使っていないと考えられるため、実用上5Vより高い電圧は意味がない。また、アルカリ電池と比べてパワーがあり、フル充電だと4.2V×3=12.6Vが結構な時間出てしまうため、電源回路が耐えられないのでは?という気がする(アルカリでも新品は1.6V×8=12.8Vが出るが、すぐ下がるしそれほどパワーもない)。ネットでもDevo10の故障報告を見ることがあるが、3セルリポを使っているのが原因かもしれない。
安全性や放電速度的にはlifeバッテリーもいいと思われるが、チャージャーを持ってないのと選択肢が多くないので今回は選ばなかった。

2セルでDevoプロポに収まるリポの選択

というわけで今回買ったのがZOP Power 7.4V 2200mAh 8C Lipo Batteryである。2セルでそこそこ大容量、Devoに刺さるJST SYの端子もついている。
Gearbest ZOP Power 7.4V 2200mAh 8C Lipo Battery

Devo7eに装着した様子

ちょうどのサイズで収まる。ケーブルが邪魔なので、JST SYと充電用の端子以外のケーブルは切断した。

Devo10に装着した様子

Devo10ではかなり厚み方向に余裕があるが、高さ方向は摩擦でゴロゴロしないくらいのサイズになっている。こちらの場合不要なケーブルを切断しなくても入る。