動画にはやり方があるが
BETAFPV Lite Brushed Flight ControllerやE011メインボードに、部品追加なしでブザーを追加する方法が下記の動画で紹介されている。
ただ、英語ではない言語で話されていてよくわからない。
日本人で成功された方もいるみたいなので、試してみるとうまくいったので、テキストで方法を紹介する。(thanks to 雪男さん@
ドローン友の会)
ブザーを追加する方法
テスト
基本的に、メインチップの足からプラスを取り、マイナスはGNDにつなぐようである。まずはテストクリップを使って回路を作ってみた。テストの様子の動画は
こちら。
テストクリップは
こんなのを使う。かなり細かい足を掴むことができる。
なお、回路のテスト時にリポを使うと、ショートした際に爆発する危険性があるので、ショート保護回路が入っている定電圧電源を使ったほうがよい。いまや中国通販経由で激安で買えるので、リポ充電機用電源を接続できるようにしておくとよい。
【ノーブランド品】
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ICの足にはんだ付けする
プラスを引き出すICの足は、
方向識別マークの側、反対側から2番と3番。2番と3番ピンはショートして問題ない。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh3CHNYGMEHHxOOXiS-Lsxp8WJWOf8uNADDl26Xl3Z8dh0H5v0IpPgZx1aYQz64CnSL4j4noIFGlQjvCMzHtm4ZQ7EJAmltTggTSFKkzGUNEQLmgyUY7MNoYZ2bMZfGpy9j-ARqag/s640/DSC02616_comment.jpg)
あまりに細かいので難しそうに見えるが、簡単にやる方法がある。ポイントは下記の2つ。
- はんだ付けする足以外にカプトンテープを貼る
- フラックスを塗布する
ICの足のはんだ付けしたい足以外に、カプトンテープ(ポリイミドテープ)を貼る。
今なら中国系通販で安く入手できる。カプトンテープは耐熱性が高いので、半田ごてで溶けたりすることはない。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjk7p-mQ2CrFGKv-3vjulZRpY0nuc4UC0qyKEohBZyx6ySBmvlfPII_7tQzMNatHjHX7XxLX0KuH5Rpt92lBR4Y3QkuP4ODWAlhd7yGpsEnuPC6AYy-xEVA6_KzXL2k_Y9K5u3eqQ/s640/DSC02617.JPG)
カプトンテープを貼ったら足にフラックスを塗布する。これでハンダの食いつきが良くなる。
あとは、ICの足とケーブルに
予備はんだする。ケーブルはシリコンケーブルを使うと、被覆が溶けないので最小の被覆剥きで対応でき、ショートの心配が少なくなる。今回は
banggoodで入手した30AWGのシリコンケーブルを使用。
あとはケーブルとICの足をはんだ付けするだけ。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj2xkp3FXNFqCY7D3iHFYCVIprEyFkBSdSusjvm8JiA0YrBy9zJ7z4k_tpey13YtZSqiwec-z97SnI1_05sLaISjPAxA0GhSRxlr8DEmpm7X7JY_envwBSJCBMeuzWCCFCqvfpIuQ/s640/DSC02618.JPG)
マイナス側はGNDなのでどこから取り出してもよい。画像はバッテリー端子の裏から撮った。
ブザーは
こちらの3V仕様激安品(thanks to daiveさん@
ドローン友の会)を使用。ブザー側の根本は熱収縮チューブで処理。熱収縮処理には
プラジェットミニを使ってます。
結果
この配線で、LEDが点滅する場合(起動時バインド前、バッテリー電圧低下)にブザーが鳴るようになる。起動直後はちょっと音割れしたような音になるが、この回路としては正常。