簡単に言うと、SpeedyBeeからの接続に「有線USB直結」「bluetoothモジュール組み込みで無線」に続く第3の選択肢として「USB接続だけどbluetooth無線」が登場した。
ドローンの設定は基本的にはBetaflight Configuratorを使うが、PC向けのため外出先で使うのはハードルが高い。そのために、スマホでBetaflightの設定ができるアプリが以前からいくつかあったが、Runcamが開発したSpeedyBeeは対応している設定項目が非常に多く、よく使われるようになってきている。
これまで、SpeedyBeeでフライトコントローラーに接続する方法は2種類あった。
- スマホとフライトコントローラーをUSBで直結する(USB OTGケーブルを使う):SpeedyBeeにUSB-Serialドライバが入っており、接続可能。PCと同じ様に設定できるようになる。
- 有線接続になるので、設定して飛ばして... が面倒。
- スマホ側の給電能力の問題でフライトコントローラーが起動しない場合が考えられる。
- フライトコントローラーのUARTをBluetooth-Serialに変換する:この場合、シリアルがBluetoothのSPPに変換され、スマホからBluetooth接続するとシリアルが見えるようになるので、フライトコントローラーを設定できるようになる。
- フライトコントローラー上のUARTにハンダ付け等でBluetooth-Serialモジュールを接続する必要がある。Bluetooth-Serialモジュールは3.3V駆動のものが多いので、レベルコンバーター等を介する必要がある場合もある。
- Bluetoothは2.4GHz帯を使用しており、プロポの周波数と同じなので、自家中毒を起こす可能性がある。このため、ARMするとOFFになる用に設計されたモジュールもある(シリアル以外に追加配線の必要あり)。
残念な点もある...
課題があるとすると、この構成では基本的にはフライト時には取り外す前提になる。SpeedyBee側にバランスコネクタが実装されていて、フライト用のリポから電源を横取りできるようになっていたら良かったのでは?とも思うが。。。
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